あわ丸
ライターとして活動したいけど、どうすればなれるのかな?どうやってスキルを磨けばいいんだろう?
そんな方に向けて、記事の前半では実際にライターになるためのステップ、後半でライティングスキルをアップする方法を解説します。
こんにちは!umuco(@umuco_digital )です。
ライティング初心者から、本を2冊し出版した経験があります。(商業出版/累計1.8万部)
Webライターになるためのステップ(前半)
1:どんなライターになりたいかを明確にする。
2:ライターの方向性にあった活動準備を行う。
3:書くことに慣れる。自分のスタイルを確立する。
4:ライター求人 or 独自メディアで活動する。
ライティングの基礎と4つのライティングスキルを磨く方法(後半)
ライティングの基礎「読みやすい文章」の構成を理解しよう!
1:自分が感じていることを言葉にしたい。(ライティング/言語化)
2:検索で上位表示を目指すWebライティングのスキルを磨きたい。(Webライティング)
3:目を引くキャッチコピーが書けるようになりたい。(コピーライティング)
4:販売や申し込みにつながるライティングスキルを磨きたい。(セールスライティング)
それでは詳しく解説していきます。
詳しいプロフィール Twitter @umuco_digital
Webライターになるためのステップ
1:どんなライターになりたいかを明確にする。
2:ライターの方向性にあった活動準備を行う。
3:書くことに慣れる。自分のスタイルを確立する。
4:ライター求人 or 独自メディアで活動する。
最初からすべて取り入れるのは難しいので、目指す方向性を明確にしてまずは書き慣れていきましょう。
1:どんなライターになりたいかを明確にする。
どんな媒体で書きたいのかをイメージしておきましょう。
自分でメディアやブログを作りたいのか、外部メディアのライターとして活躍したいのか、目的を明確にすることでライティングの取り組み方も変わります。
ライタースキルチャート
ライターとしての方向性を考える際のチャートを作りましたので参考にしてみてください。
チャートではそれぞれ必要なスキルを紹介していますが、外部メディアでライター業をしたい場合でも独自メディアを作っておくことをおすすめします。
理由は3点
・書く習慣をつくることで、スキルアップのスピードが上がる
・独自メディアをポートフォリオにできるので求人に有利
・メディア運営の全体像を理解できる
うむ子
2:ライターの方向性にあった活動準備を行う。
独自メディア、外部メディア、それぞれライターになるための準備について解説します。
独自メディアのスタート準備
独自メディアでライターとして活動したい方は、まず発信する媒体を決めましょう。
それぞれおすすめの媒体は次の通りです。
収益化なし→note(ノート)
収益化あり→WordPress(ワードプレス)
代表的なブログサービスの比較
収益化なしでとにかく発信しながら文章力を磨きたいという方はnoteがおすすめです。
理由は
・更新や発信が手軽にできる
・note経由で閲覧者が増える
・クリエイターが集まるので必然的にクオリティを高めようという意識が生まれる
つく蔵
収益化あり(集客、販売、広告収入)で独自メディアを運営したいならWordPress一択。
理由は
・勝手にブログを削除されるリスクがない
・カスタマイズに幅がありプロフェッショナルなメディアづくりができる
・SEOをしっかり行うことができる
・広告リンクの導入が可能
こちらの記事で各ブログサービスの詳しい特徴を解説しています。

収益化ブログを始めたい人はWordPressの準備を
ブログメディアをWordPressで運営することで、ライティングスキルだけでなく、マーケティングやSEOの知識、Webメディアの運営スキルなど幅広いスキルが身につきます。
また、外部メディアでライターとして活動したい方にとっても、活動実績やポートフォリオとして使用できるのでおすすめです。
つく蔵
こちらの記事でわかりやすく図解していますので、初めての方でも簡単にスタートできます。

WordPressって何?サーバーやドメインって何?まずは仕組みが知りたいという方はこちらをご覧ください。

外部メディアの求人内容をチェック
外部メディアでライターとして活躍したい方は、あらかじめどんな募集要項があるかチェックしておくとスキルを磨く際にプランを立てやすくなります。
初心者のライター求人があるおすすめのサービス
登録することで、ライターの求人案件をチェックできます。
それぞれ登録は無料ですので、一通り登録して具体的なライターの案件を調べて活動イメージを膨らませましょう。
3:書くことに慣れる。自分のスタイルを確立する。
ライティングはとにかく書き慣れることが重要です。後半で解説するライティングの基本と、4つのライティング手法を参考に継続して書いていきましょう。
継続のポイント
・書くペースをあらかじめ決めておく(2日に1回、週3回など)
・インプットの習慣をつくる(月に1冊は本を読むなど)
・書きたいテーマやカテゴリーを決める
・あらかじめ書きたい内容を計画する(1ヶ月分の記事の仮タイトルを決めるなど)
自分のスタイルを確立する
文章のスタイルに統一感を出すためのポイントは次の通りです。
・エッセイ調、解説系、レビュー系、会話系など大まかなスタイルを決める
・書き手の目線を決める(教える、伝える、共有するなど)
・語尾のスタイルを統一する(「〜だ。」「〜です。」など)
・文章のラフさや崩し加減を統一する
・個性(キャラクター性、こだわり、記事の独自性)を明確にする
詳しい書き方は後編をご覧ください。
4:ライター求人 or 独自メディアで活動する。
外部メディアのライターとして活動する、もしくは独自メディアを運営していきましょう。
ライターの求人
前項で紹介したサービス以外にもライターの求人を探す方法がいくつかありますので、ぜひ参考にしてみてください。
ライター求人のあるサービス
レビュー系のライター募集
メディア独自で行なっているライター募集
自分が好きなメディア、専門知識や趣味を活かせそうなジャンルのメディアで、求人募集が出ていないかチェックしてみましょう!
独自メディアを運営する
独自メディアでライターとして活動する場合は、集客や収益化のポイントを設計しておきましょう。
独自メディア(ブログ)で収益化する方法
・広告収入(アドセンスなど)
・アフィリエイト
・独自の商品を販売する(物販、情報)
・独自のサービスへ集客する
独自メディアでライターとして収入を得たい場合には、キャッシュポイントまでの導線をしっかりと作っておくことが重要です。
コンテンツマーケティングの解説記事で、収益化までの導線づくりについて解説しています。

ライティングの基礎「読みやすい文章」の構成を理解しよう!
テクニックや表現力をつける前に、ライティングの基本として「読みやすい文章」を心がけましょう。
読み手を意識した文章のポイント
・書きたいことを明確にしてから書く
・届けたい相手のイメージを明確にしておく
・伝えたいことを1つに絞る
・文章の構成を考える
・スマホで見やすい文章を心がける
詳しい方法はこちらの記事で解説しています。

読みやすい文章構成についてはこちらの記事で図解しています。

誤字脱字、意味、伝わり方の確認
文章のクオリティをアップするには、書き終えたあとに必ず読み返して誤字脱字や意味が伝わるように書けているかをチェックします。
書き終えた直後に読むと見落としが多くなるので、すこし時間を空けてから読み返してみましょう。
つく蔵
文章作成アドバイスツール【文賢(ぶんけん)】
文賢(ぶんけん)は高機能な校正ツールです。
文章を打ち込むと誤字脱字のチェックのほかに、誤った表現、文法、読みやすさ、接続詞の調整など30項目のプロフェッショナルな校正と推敲を自動で行なってくれます。
他にもこんな機能があります
・わかりやすい文章を作るためのチェックリスト
・炎上防止のための表現チェックリスト
・音声読み上げ機能
・文字数カウント機能
・3500以上の表現力をあげるための提案(類語や言い換え、例えなど)
クオリティをアップするために、プロのライターやアーティスト、大手企業や教育機関などでも使われているツールです。
プロのライターを目指す人は、導入を考えてみるのも良いのではないかと思います。
4つのライティングのタイプ
ライティングには、大きく分けて4タイプあります。
ライターとして仕事を行う場合は、すべてのライティングスキルを身につけておくことで強みになります。
また、個人で発信したり集客や販売を行う際にも、4つのライティングスキルを身につけておくことで、より多くの方に読んでもらうことができます。
ライティング(言語化)
一般的なライティング。スタイルは様々で、独自の切り口で文章を書く。
目的:自分が感じていることを言語化する。自分らしい表現力を磨く。
用途:個人的な発信、ブログ、SNSなど
言語化のポイントは徹底的な自己分析と自分の表現スタイルを見つけることです。
こちらの記事で5つのステップで詳しく解説しているのでご覧ください。

Webライティング
一般的にはキーワードを用いて検索上位を目指す、SEOライティングを指す。
目的:検索の上位表示。対象のユーザー層に届けること。
用途:ブログ(集客、収益化)、オウンドメディア、HP、ランディングページなど。
Webライティングの目的は、ユーザーの興味を引き、知識を増やし、行動を促す流れを作ることです。
きっかけの第一歩として、検索上位に表示することを意識して文章を書きます。
詳しいステップや検索キーワード設定などの詳しい方法はこちらの記事で解説しています。

コピーライティング(キャッチコピー)
広告やタイトルなどで使用される印象的な短いフレーズ。一瞬で惹きつける言葉です。
目的:目に留まり、記憶に残る。
用途:ブログやメルマガのタイトル、ランディングページ、広告など。
ユーザーの心に響き、刺さる言葉を生み出します。すぐに使えるポイントは7つ。
こちらの記事でキャッチコピーの基本とコツをわかりやすく解説しています。

セールスライティング
購買行動や申し込みなどにつなげるための文章。
目的:販売、申し込みなど。
用途:ブログ(集客、収益化)、メルマガ、ランディングページなど。
セールスライティングは文章の構成が重要です。興味を引いて、行動に移すところまでを文章で導いていく必要があります。
ヘッド、ボディ、クロージングそれぞれの書き方についてこちらの記事で詳しく解説しています。

つく蔵
Webライターを目指す方におすすめの本
最後にライターを目指す方におすすめの本を紹介します。
「人を操る禁断の文章術」DiGo著
7つの心理的トリガーと5つの文章テクニックで、人を動かすライティングをわかりやすく解説してくれています。ブロガー界隈で読んでない人はいないといわれるくらい、人気の書籍。
言葉の持つ力への理解が深まり、すぐに実用できてライティングの質が格段にアップすること間違いなしの良書です。
「沈黙のWebライティング」松尾茂起 著
「沈黙のWebマーケティング」のシリーズ本で、SEOをライティングに落とし込んでいくときのリアルを、ストーリーを通じてつかむことができます。
キーワードの入れ方、コンテンツづくりの考え方など、プロの感覚を十体感できるような構成です。どちらの本も一気に読み進められる面白さがあります。
以上、ライターを目指すためのステップやライティングスキルについて解説しました。
とにかく書き慣れて自分のスタイルを見つけることが大切です。
まずはこの2つをスタートさせてみてください。
リサーチ、スキルアップ&実績づくりに最適ですのでぜひチャレンジしてみてください!
つく蔵