あわ丸
集客力のあるホームページってどうやってつくるんだろう?自分でつくれるのかな?
集客に効果的なホームページの設計方法が知りたい!
そんな方に向けて、集客&ブランド構築を目的にしたホームページの設計方法をわかりやすく解説します。
具体的なホームページのデザインや制作方法はこちらで解説しています。

集客導線をつくるにはホームページ作成ソフトとテンプレートの選び方も重要な要素です。
こちらの記事で集客色やブランド構築に最適なテンプレートを紹介しています。

こんにちは!umuco(@umuco_digital )です。
この記事のゴールは次の通りです。
制作費50万円レベルの集客導線が設計されたホームページを自分で設計する。
制作費50万円レベルのホームページとは、集客など目的達成のためのディレクションが入ったサイトです。
ブランディング、マーケティング、SEOなどを考慮したスモールビジネスに有効なホームページを自分で設計する方法を解説していきます。
関連記事

集客力のあるホームページをつくるポイントは次の通りです。
・ホームページの目的(ゴール)を設定する
・情報の整理(見やすい構成、わかりやすい文章など)
・ブランド構築(目的のあるデザインと一貫性)
それでは詳しく解説していきます。
ホームページのディレクションとは
ホームページ制作におけるディレクションとは、Webマーケティング、ブランディング、SEOなどの知識を用いてサイトの設計を行うことです。
ホームページの集客力や制作費は、ディレクションのレベルや効果によって大きく変動します。
作成に入る前に、しっかりプランニングしておきましょう。
プランニングの6つのステップ
①目的の設定(認知・集客・収益UP・ファンづくりなどのゴール設計)
②ブランド戦略(ターゲティング、ポジショニング、ブランドアイデンティティの明確化)
③マーケティング戦略(サイト内外全体の集客導線のプランニング)
④サイトの設計(目的に応じたページの割り出しと構成)
⑤サイト内の導線設計(集客導線と不足ページの設計)
⑥デザインの構想(目的にマッチしたデザインスタイルをプランニング)
それぞれ具体的な方法を解説していきます。
①目的の設定(認知・集客・収益UP・ファンづくりなどのゴール設計)
ホームページ作成の目的を明確化し、ゴールを設定します。
ホームページをつくることでどんな効果を得たいのかを明確にしましょう。
・認知を増やしたい(多くの人に知ってもらいたい)
・集客を増やしたい
・収益を増やしたい
・ファンをつくりたい
・リピーターを増やしたい など
ゴール設定のポイントは、ホームページの訪問者にどのような行動をとってほしいかを基準に考えることです。
つく蔵
うむ子
つく蔵
②ブランド戦略(ターゲティング、ポジショニング、ブランドアイデンティティの明確化)
次に集客したい対象やポジション、ブランドのコンセプトを明確にするためのリサーチと分析を行います。
リサーチ&分析項目
・ホームページを見てもらいたい層のリサーチ
・ターゲット層を細分化してポジションを決める
・同ジャンルや競合のリサーチ
・提供するサービスや商品の独自性の明確化
リサーチと分析の詳しい方法はこちらの記事で解説しています。


③マーケティング戦略(サイト内外全体の集客導線のプランニング)
ホームページの目的やゴールを達成するためのマーケティング戦略を立てます。
外部からの流入導線
②で明確にした対象やポジションに当てはまるユーザーの流入ステップをプランします。
ユーザー理解と流入経路の分析ポイント
・対象ユーザーのニーズと興味の明確化
・提供するサービスや商品がユーザーに与えるベネフィットの明確化
・サイトに到達する経路(SNS、検索、動画コンテンツ、書籍、広告など)の割り出し
・流入経路ごとのユーザーの知識レベルや関心度合いの把握
・ユーザーの興味レベルの、どの段階を満たし、どの段階へ引き上げるためにホームページをつくるのか
・訪問者が最初にどのページをから流入する設計にするか(トップページ、記事ページ、キャンペーンページなど)
こちらの記事でも関心のプロセスや流入メディアの特性などを解説しています。

初心者でもわかるようにWebマーケティングについて解説したシリーズ記事があります。ホームページ設計にも役立つので興味がある方はこちらの記事もどうぞ。

④サイト全体の構成設計(目的に応じたページの割り出しと構成)
目的が明確になったら、その目的を達成できるようなサイト構成を考えていきます。
サイト設計のステップ
1:サイトのスタイルを決める(方向性)
2:必要なページの割り出し
3:サイト内の導線の設計
1:サイトのスタイルを決める(方向性)
個人でつくるホームページは、基本情報を記載したコーポレートサイト形式か、ブログなどの記事更新機能が一体化したオウンドメディア形式が一般的です。
それぞれの特徴から適性を割り出せるチェックリストをつくりましたので、目的とマッチするものを選んでください。
ホームページ形式チェックリスト
シンプルに情報をまとめたい。収入経路がすでにある場合に適している。(SNS、動画コンテンツなど他の流入経路がしっかりしている)
□検索からの流入はあまり気にしない
□別でブログを運営している
□あまり更新しないサイトをつくりたい
□基本的な情報をまとめたい
□情報量が少ない
オウンドメディア形式チェックリスト
検索流入、SNS流入などを増やしたい。継続的な集客プラットホームをつくりたい場合に適している。
□検索流入(SEO)を意識して集客したい
□ブログを運営していない
□ブログをサイトと統合したい
□情報量が多い
□集客や収益化を強化したい
□SNSなどで拡散したい
2:必要なページの割り出し
次にホームページに必要なページを割り出します。
ページ割のポイントは、訪問者が見たい情報にすぐにたどり着きやすく設計することです。
訪問者が見やすいページ割のポイント
・1ページに多数の情報を詰め込みすぎない
・ページ数はむやみに増さない
・ページ階層は深くしすぎない(深くても2,3層まで)
関連記事

ページの分類の例
ホームページに必要な要素を割り出していきましょう。
・HOMEページ(トップページ)
・プロフィール、理念、コンセプトなど
・サービス、商品案内など
・お問い合わせページ
・お客様の声
・サイトマップ
・基本情報(概要、所在地、地図など)
・記事一覧ページ など
⑤サイト内の導線設計(集客導線と不足ページの設計)
サイト内部での回遊導線
はじめに設定したゴールを達成するために、ユーザーのサイト内での導線を設計します。
興味が深まって情報が自分ごと化するステップを設計していきます。
ユーザーの興味の変化のステップ
1:きっかけ「面白そう」
2:興味「知りたい」
3:自分ごと化「必要だわ」
4:購入「ほしい」
5:リピート「お気に入り」
このステップを意識してサイト内の導線を設計します。
1:きっかけ「面白そう」
記事コンテンツ、動画コンテンツなど。いずれにしてもSNS、検索、広告などの流入経路とあわせてプランすることが大事。
2:興味「知りたい」
関連記事、商品やサービスのベネフィットや魅力がわかるページ、サイト運営者の基本情報、プロフィールやコンセプトページなど。
このステップで出来るだけたくさんの情報にふれてもらえるように経路を設計する。
3:自分ごと化「必要だわ」
このパートでもユーザー層に刺さる情報をなるべく多く見てもらうことが重要。メールマガジンやLINE@などクローズドメディアにつなげるのもおすすめです。
4:購入「ほしい」
購入方法やアフターフォローなどの詳細がわかるページをつくります。商品やサービスの詳細、キャンペーンやクーポンの案内、購入者の声など。
5:リピート「お気に入り」
新しい情報を受け取ってもらえるような工夫。フォローやブックマークボタン、クローズドメディアへの案内、リピーター向けのキャンペーンや紹介割引など。
各ステップに必要な要素を割り出し、具体化していきましょう。
導線を考えるのが難しい場合は、②のブランド戦略が不足しているので、ユーザー層のリサーチ、ターゲットの明確化、ポジショニング、独自性の明確化などを改めてやってみましょう。

⑥デザインの構想(目的にマッチしたデザインスタイルをプランニング)
最後にデザインのイメージをつくっていきます。
ホームページのデザインのポイントは次の3つです。
・対象ユーザーの傾向にマッチする
・ブランドアイデンティティを表している(世界観)
・見やすく、使いやすい(ユーザビリティ)
ブランディングのパートで明確にした、ポジショニングを意識したデザイン案を考えます。
また、ブランドアイデンティティについてもブランディングを解説した記事内で詳しく解説しているので、興味のある方は確認してみてください。
集客導線をつくるにはホームページ作成ソフトとテンプレートの選び方も重要な要素です。
こちらの記事で集客色やブランド構築に最適なテンプレートを紹介しています。

見やすさ、使いやすさなどを考慮したサイト設計についてはこちらで解説しています。

配色、統一感の出し方、ロゴやアイコンなどについてはこちらで解説しています。

使用する写真選びなどはこちらの記事が参考になると思います。


以上、集客できるホームページの設計についてでした。
関連記事

集客を重視するならオウンドメディアやブログ型の、記事が充実したホームページが断然おすすめです。
ブログ運営や記事作成の理解を深めることで、検索流入やSNSでのシェアを増やすことができます。
こちらの記事で集客できるブログのつくり方を解説しているので興味がある方はぜひチェックしてみてください。
