あわ丸
Pinterest(ピンタレスト)を始めたばかりの人がインプレッション(表示回数)を増やす具体的な方法をわかりやすく解説します。
こんにちは!umuco(@umuco_digital )です。
2020年9月10日からPinterestの投稿を開始し、10日間で1万8000人以上のインプレッションを達成しました。
この記事で得られることは次の通りです。
・リピンに頼らずインプレッションを増やす方法がわかる
・Pinterestの初速を加速させる方法がわかる
・Pinterestからブログへの流入を増やす方法がわかる
・海外のピナー(兼ブロガー)のPinterest基本ノウハウがわかる
それでは詳しく解説していきます。
Pinterest人気記事のご紹介
【海外人気ピナーに学ぶ】ブロガーのためのPinterest(ピンタレスト)戦略とマーケティングトレンド徹底解説
【海外150記事から調査!】Pinterest(ピンタレスト)最新アルゴリズム4つの評価軸を徹底解説
【ピンタレストSEO|2020年版】開発者×エンジニアから学ぶ!Pinterest SEO「理論と実践」
Pinterestの記事をまとめて読みたい方はこちらから

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リピンに頼らないインプレッションアップの方法
まず、リピンの効果について。
リピン(誰かがアップした画像を保存/Twitterで言うリツート)の量を増やすことで、インプレッションを効果的に増やすことができます。
リピンの効果
・自分が作成していない画像でもインプレッションを獲得できる
・Pinterestを始めたばかりの方でも即効的な効果が期待できる
・リピンをすると、ピンを作成した相手に通知が行くので、自分のアカウントを知ってもらうきっかけになる
・ボードが充実するのでフォローされやすくなる
・リピンした画像や保存先のボードとの関連性がPinterestに認識されやすくなる(可能性がある/未確認)
ヒットしやすい素敵な画像を見つけ出して沢山リピンしておけば、必然的にインプレッションが上がり、自分のアカウントやボードを見つけてもらいやすくなります。
始めたばかりの方もPinterest運用のベテランの方も、効果的にリピンを活用しています!
リピンを控えたPinterest運用実験
今回、ビジネスアカウント2つ作成し、それぞれリピンをメインにした運用とリピンを控えめにした運用に分けて実験を行いました。
つく蔵
アカウントA「ファッション系」→現在リピンのみで運用
目的:マーケット調査、今後の可能性を広げるためにアカウントを育てておきたい
狙いたい効果:まずはとにかくインプレッションを増やしたい(今のところ浅く広くでOK)
アカウントB「クリエイティブ×マーケティング系」→リピン控えめで運用(独自ピンが9.5割以上)
目的:ブログ流入、認知を増やす、Pinterest上にブランドを構築する
狙いたい効果:リンク先のブログへの流入(確実に集客したい)
リピンを控えた運営実験を行なった理由は3つあります。
・自分のアカウントのブランドイメージが保ちにくくなる
・Pinterestのアルゴリズムがリピンよりも新規ピンを評価している
・海外の人気ピナーの多くがリピンよりも新規ピン割合を増やしている(2:8)
つく蔵
うむ子
リピンの代わりに積極的にやったことは次の5つです。
・アカウント全体の統一感とブランドイメージを大事にする
・1カテゴリーに対し複数のボードを作る
・1記事に対し複数パターンの画像を作成する
・画像パターンはターゲットの好みを想定して作る
・1つの画像を複数のボードに保存する
開始から10日間で行なったことのほとんどが、独自でピンする画像を充実させるというものでした。
「ブランドイメージ重視型」「新規ピン量産型」での実験で行なったことを詳しく解説しています。
Pinterestからの集客導線を考える
まずはPinterest運営の目的を明確にします。
目的にあわせて導線設計が変わるので、あらかじめ決めておくとブレずに運営しやすくなります。
ゴール設計
自分のアカウントやピンを知った人に、最終的にどんな行動をとってほしいのかを明確にします。
ブログやサイトへの流入、販売、申し込み、資料請求、認知の拡大、影響力の拡大、ビジネスチャンスの拡大など
私の場合は、新規ユーザー開拓のための認知とブログへの流入を目的に運営を開始しました。
ブランディングの計画を元に運営する
Pinterestはビジュアルのメディアなので、イメージづくりは特に大切だと考えました。
自分のブログが発信しているジャンルにあまり関心がない人にも興味を持ってもらいやすい画像を意識的に作りました。
ターゲティングとポジショニング
普段からブログやSNSなどの発信もブランドイメージを育てることを意識しています。
取り扱うテーマ、記事の方向性や切り口、デザインの雰囲気など市場分析とターゲティングを行い、自分の戦いやすいポジションをつくっています。
ブランディングは多少時間も手間もかかりますが、独自ポジションをつくると効果的なアプローチがしやすくなるので綿密に計画しています。
ブログ流入につなげる目的で運用するPinterestもしっかりとブランドを確立できるように市場分析やポジショニングを行いました。
ブランディングの具体的な方法はこちらの記事で解説しています。

ピンタレストの大まかな市場や基本的な仕組みはこちらの記事で解説しています。

1カテゴリーに対し複数のボードを作る
方向性を定めた上で、まずはPinterestの基本的な設定を行います。
リンクさせたいサイトやブログのジャンルや、1つのカテゴリーに対して複数のボードを作ります。
当ブログには「マーケティング」というカテゴリーがあるので、マーケティングに関係する「トレンド」「ブログ」「副業」などのボードを作成しました。
とくに流入を狙いたいブログカテゴリーごとに複数のボードを用意します。
複数のボードを作る目的:関連するキーワードからの検索に対応するため
つく蔵
ボードの作り方はこちらから

1記事に対し複数パターンを画像を作成する
ボードができたら、流入を狙いたい記事1つに対して複数のデザインを作成します。
複数デザインする目的:ブログをリンクできる画像を増やす、リーチできる層の幅を広げる、デザインの反応実験&検証、新規ピンを増やしPinterestからの評価を上げる
Pinterestは画像検索エンジンですので、新しい画像が増えることを求めています。
新規で作成されたピンに対して評価が高く、表示率が上がりやすいため、積極的にデザイン数を増やします。(情報源:海外人気ピナーのブログより)
デザインが不得意という方へ
私自身ノンデザイナーですが、発信力の強化やブランディングのために、デザインについてある程度の知識とスキルを身につけました。
現在のネット上は、情報があふれる成熟した市場です。
コトラーやダニエル・ピンクが言うように、市場が成熟するとニーズが分散するため、コンセプト、世界観、価値観、デザインなどで差別化する必要があります。
生き残るにはブランディングがとても重要です。
基本的なデザインスキルはとても役立つので、身につけておくことをおすすめします。
その他、これから役立つスキルをこちらの記事で紹介しているので気になる方はご覧ください。

画像パターンはターゲットの好みを想定してつくる
ブルーオーシャンを狙う
複数のデザインを作成することで、さまざまな層のユーザー層にリーチできます。
マネジメントで有名なドラッガーは常に「顧客の創造」の大切さを語っています。
Pinterestでも新しいニーズ、新しい市場をつくり出すことを意識した運営を試みたいと考えました。
デザイン例とリーチするユーザー層について実例で解説します。
ブログ流入(リンクのクリック)を増やすためのデザイン例
ブログアイキャッチと似たデザイン
こちらはブログやマーケティングに興味のあるユーザーに向けています。
ブログへの流入の可能性をアップするための画像。
似ているピンに表示されるのは、ブロガーやピンタレストをマーケティングに使っているユーザーの方が多いので、ブログに興味がある方に届きやすくなります。
ユーザーの興味は直結していますが、完全にレッドオーシャンでもあります。ピン数やフォロワー数、継続年数で負けてしまうので、初心者がここだけで戦うのは難しいと思います。
Pinterestを活用するブロガーがどんどん増えていき、年内には飽和モードになるのではないかと個人的には予想しているので、ニーズが顕在化した層以外にアプローチする方法を考えました。
リピンしてもらうためのデザイン例
ファッション系、女性ユーザーに向けたデザイン
Pinterestは「未来型」メディアとして知られています。
今すぐには必要でなくても、ちょっと気になるものをストックするユーザーが多いので、潜在ニーズに働きかけます。
ターゲットは「おしゃれでトレンドに敏感な女性」、潜在ニーズは「好きなことを仕事にしたい」「発信力を高めたい」などを狙っています。市場開拓のために作成したデザインパターンです。
似ているピンに表示されるのは、ファッション雑誌のカバー写真が多数。
ここで注意したいのが、この似ている画像に並んでも違和感のないデザインを心がけること。
Pinterestのアルゴリズムは、画像キーワード(ピンに写っているものとの関連性)で類似するものを表示します。
対象ユーザーの好みやセンスを考慮せず、女性層を狙いたいからといって単に「女性×文字」でデザインしてしまうと、関連画像として表示されたときにクオリティの低さが悪目立ちしてしまいます。
Pinterestのアルゴリズムだけではなく、対象にしたいユーザーの価値観やセンス、憧れているものなどをよく理解してデザインをすると効果的です。
あらかじめターゲティングとリサーチをしっかり行いましょう。
つく蔵
インプレッションを上げるデザイン例
海外ユーザーに表示されやすいデザイン
海外のブロガーをチェックしていると、文字や配色にある程度似た傾向があったので近いデザインを作成しました。
リンク先への流入はあまり期待できませんが、インプレッションは上がりやすくなります。
似ているピンは、この通り海外ブロガーのものばかりです。
1つの画像を複数のボードに保存する
目的にあわせて戦略的にデザインパターンを作ったら、各画像を複数の関連するボードに配置します。
上記の図の例の場合、1記事に対して5パターンのデザインを3つのボードに配置します。
1記事=5デザイン×3ボード=15ピン
同じデザインは同一データとしてカウントされているのですが、リピンではなく新しくピンを追加したほうが良いという情報を得たので、面倒ですが同じデザインでも新規追加しています。
スパムと判断されて、アカウントを停止されないために以下のことを注意しました。
・同じ画像をダイレクトに保存する場合は48時間あけて保存(予約投稿)
・リピンする場合は、1日のリピン量が増えすぎないようにする
・1日50以上のピンはしない
かなりシンプルですが、以上のことを各記事ごとに徹底しました。
まとめ
今回わかったこと、感じたこと、重要なポイントをまとめます。
・Pinterestも自分の目的にマッチした運営方法が大切(導線設計が重要)
・リピンを積極的に行う方法に比べると、ブランド構築はスピードがやや遅め(10日1.8万インプ)
・ブランドイメージやコンテンツの作り込みは息の長いピンになる(エバーグリーンコンテンツ)
・即効性のあるピンと可能性を広げるピンなど役割を分けて作ることが大事
・Pinterestはビジュアルメディアなので、見た目を大事にするユーザーに刺さると可能性が広がる
・常に潜在顧客層(ブルーオーシャン)を開拓することが継続の鍵
バズピンなど圧倒的な結果を出す方法に比べると地道な方法ですが、サスティナブルな仕組みやアカウントのファン作りのヒントになれば幸いです。
今回、10日間の実験で掴んだことを元に、現在別の方法を取り入れながら運用実験を試みています。
・検索キーワードを意識した方法
・アルゴリズムの検証
・Twitterでのリピン企画への参加
・リピン数を戦略的に少し増やす(0.5%→1%ぐらい)
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更新情報をチェックしたい方は「Pinterest」などボードを作って保存しておくと、あとで簡単に見ることができます。
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記事内のその他の画像も保存できます!
皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
うむ子
つく蔵
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