あわ丸
そんな方に向けて、ブログへのアクセスを3400PV集客するにまでに取り組んだ5つの戦略について解説します。
この記事で得られること
・Pinterestを使って短期間でブログPVを上げられる
・自分の強みの活かし方がわかる
・新規ユーザーに届くアカウントを作ることができる
Pinterest登録から1ヶ月経過しました。
利用開始した9/10〜10/9までの1ヶ月間でPinterestからブログへの流入は3414PVでした。
Pinterest内での表示回数は1ヶ月で8万回を超えました。
開始から10日目は1.8万回表示されていたので、その後20日間で6万回以上表示されたことになります。

開始から1ヶ月間はまだ、Pinterestのアルゴリズムへの理解ができていなかったため、一般的なWebマーケティングやブランディングの戦略を使って運営していました。
うむ子
Pinterest人気記事のご紹介
【海外人気ピナーに学ぶ】ブロガーのためのPinterest(ピンタレスト)戦略とマーケティングトレンド徹底解説
【海外150記事から調査!】Pinterest(ピンタレスト)最新アルゴリズム4つの評価軸を徹底解説
【ピンタレストSEO|2020年版】開発者×エンジニアから学ぶ!Pinterest SEO「理論と実践」
Pinterestの記事をまとめて読みたい方はこちらから

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PinterestブログPVアップの5つの戦略
Pinterest使用開始から1ヶ月間で意識したことは次の5点です。
1:Pinterestの市場・ユーザー・競合のリサーチ
2:ブランドとポジションの設計
3:Pinterestの継続的な利用とフレッシュピン
4:複数タイプのピン作成&複数ボードへの保存
5:Pinterest、ブログ、SNSをつなぐ導線設計
今回の5つの戦略はPinterestの使用目的をブログへの流入UPに照準を絞って行なったものです。
とくに短期間(数ヶ月単位)の場合、月間閲覧者数を上げる方法とブログ流入を増やす運用方法は大きく異なります。
目的にマッチした戦略を実行することで、短期間でも成果が出るアカウントを作ることができます。
うむ子
月間表示回数をアップしたい場合
・海外ユーザーへの表示をねらう(英語表記、日本語がわからなくても保存されやすい画像を使用)
・人気のあるピン(検索上位にあるピン)を多数リピン
・シーズンにマッチしたトレンドピンを作る or リピン(ハロウィン、クリスマスなど)
・Pinterestの「ピックアップ」に表示されるテーマでピンを作る
それでは、ブログPVアップのためのPinterest戦略を解説していきます。
【準備】基本的な設定をおこなう
ビジネスやマーケティングで運用するために必要な以下の設定を行います。
・ビジネスアカウント登録とサイト認証
・リッチピンの設定
・Pinterestの保存ボタンをブログに設置
こちらの記事で設定方法&基本的な操作方法などを確認することができます。

1:Pinterestの市場・ユーザー・競合のリサーチ
Pinterest内で、独自性や強みを出しやすいポジションを探すためにまず次の3つをリサーチしました。
・日本の市場をリサーチ
・ユーザーのニーズをリサーチ
・競合をリサーチ
私の場合は対象ユーザーを国内に絞っていたので、日本のPinterest市場、ユーザーの特性や利用傾向、ニーズ、競合などを調べました。
日本の市場をリサーチ
大まかなリサーチ情報はこちらの記事内にまとめていますのでチェックしてみてください。
【海外人気ピナーに学ぶ】ブロガーのためのPinterest(ピンタレスト)戦略とマーケティングトレンド徹底解説
ユーザーのニーズをリサーチ
実際にユーザーのニーズを調べた方法
TwitterなどのSNSで利用用途を調べる
Pinterestについて話題に出しているユーザーを検索します。
ブログなどの運営者側が多いためビジネス以外のユーザーの情報は余り多くはありませんが、個人ユーザーの多様な利用用途が見えてくるので、ピンづくりや運用の参考になります。
Pinterest内の[アナリティクス]→[オーディエンスサイト]で傾向を知る
自分のアカウントのオーディエンスの傾向、Pinterest全体のオーディエンスの傾向、その2つの比較をチェックできます。
全体のオーディエンスは海外も含まれるのでそこまで参考になりませんが、セグメント分け(特に興味のあるジャンル)などは参考になります。
Pinterestで個人ユーザーのアカウントを調べる
自分の発信内容と関連したジャンルの人気アカウントを見つけ(ユーザー検索など)、そのアカウントをフォローしている個人ユーザーのアカウントをチェックします。
ボードの分類や名前、ピンの数や傾向などをチェックすると、利用スタイルが見えてきます。
競合をリサーチ
ブログカテゴリーやジャンルに関連する人気アカウントを見つけてリサーチします。
キーワード検索で上位ピンを作っているアカウント、ユーザー検索などで見つけましょう。
競合のリサーチ項目
独自のポジションを確立するために、競合アカウントの特徴をリサーチします。
・競合の強みと弱み(得意なアプローチと苦手そうなこと)
・アカウント規模(ピン数、ボード数、独自ピン数、フォロワー数、月刊閲覧者数など)
・狙っているキーワード(プロフィール、ボード説明、ピンの説明で多用するキーワード、ハッシュタグなど)
・ピンのデザイン傾向(画像の選び方、キャッチフレーズ、動画ピンの有無など)
・運営目的と方法(月刊閲覧者数を増やそうとしているのか、ブログ流入を増やしたいのか、コンバージョン狙いなのか/リピンやボード設計をチェック)
・狙っているユーザー層(誰に届けたいと思ってピンを作っているか)
・導線設計(Pinterest以外のメディア運営状況/SNS、ブログ、サイトなど)
・Pinterestにリンクしているブログやサイトの運営方法(ブランドやポジション、ターゲットユーザー、キャッシュポイントなど)
2:ブランドとポジションの設計
前項でのリサーチを元に、競合が少なく独自性を発揮しやすいポジションを明確化していきます。
ブログへの流入を増やすには、Pinterest上でもブログの内容や世界観にマッチした人に表示させる必要があります。
自身の提供できる価値の独自性や、ジャンル内での立ち位置などが明確になると、Pinterestでも強みを意識したアプローチができるので、時間をかけてリサーチと分析をすることで効果的な運営がしやすくなります。
参考記事
【ブランディングとは?】個人のための5つのブランド戦略!わかりやすく解説【やさしいWebマーケティング⑥】
リサーチと自己分析を元にポジションをつくる
完璧なポジショニングは時間がかかるため、まずはリサーチした内容を元に大まかなポジションを見つけていきます。
ブルーオーシャンを見つけるための3つのポイント
・ニーズがある or ニーズが拡大すると予想できる
・競合が少ない or 競合がやっていないアプローチができる
・独自性や強みを出しやすい
日本のPinterest市場ではビジネスジャンルは小規模で、ライフスタイルに関連したもの、ファッション、デザインなどのクリエイティブ関連が大半を占めています。
参考:考察
当ブログではマーケティングなどビジネスジャンルの発信が多いのですが、Pinterest上でのニーズが少ない(特に個人ユーザーでは)ため、利用者の多いクリエイティブ系ユーザーを意識しました。(ボードのジャンル、ピンのデザイン、リピンのジャンル幅)
競合リサーチではブロガー、マーケター、デジタルスキル系の発信者をリサーチしました。
Pinterestをビジネス利用している方がまだまだ少ないので、属性のかぶるビジネスユーザーはそこまで多くありませんでした。
うむ子
参考:実際に意識したこと
・ピンのデザインの統一感
・アカウント、ボード、ピンのジャンルの絞り込み
・リピンのジャンルおよびデザインの絞り込み
・リピンのキュレーション力(厳選した情報だけにする)
・情報だけでなくクリエイティビティに敏感なユーザーへのアプローチ
・トレンドを意識したアプローチ
Pinterest上でのブランドアイデンティティをつくる
上記のリンク記事に詳しく解説していますが、ブランドアイデンティティとはユーザーに対して「私はこういうものです」と旗を立てるようなものです。
あなたのPinterestのアカウントやピンを見た人に「どう思ってほしいか」を明確にしておくと、発信方法にブレがなくなります。
うむ子
暮らしに便利な情報、暮らしに役立つレシピ、デザインスキルが身につく、ファッションのアイデアなどなど、ジャンルや対象ユーザーによってアプローチが変わるのでしっかりブランドアイデンティティを定めることでノウハウに振り回されない運営の軸が定まります。
定めたポジションをアカウント設計に反映する
具体的なPinterestアカウントのブランド構築の方法はこちらの記事で解説しています。
ボード設計やピンのデザイン、コンセプトなどにこだわりました。

3:Pinterestの継続的な利用とフレッシュピン
ビジネス運用に不可欠な利用継続
Pinterestの運用開始から2週間後ぐらいにガクッとインプレッションが下がりました。

下がった理由は明確で、9/26日付近の2、3日間Pinterestを使用していなかったからです。
その間は新しく作成したピンはもちろんリピンすらしておらず、ほぼPinterestに触れていない状況でした。
海外のPinterest関連記事をリサーチしても、使用の継続がインプレッション維持に繋がるという内容の記事が多々ありました。
使用を止めるとインプレッションは一瞬で下がりますが、回復には時間を要します。
ビジネス目的で運用する場合は、リピンだけでもよいので毎日少しずつPinterestを使うようにしましょう。
うむ子
新しいピンを継続して保存する
Pinterestのアルゴリズム記事でも解説しましたが、2020年に入り「フレッシュピン(新しく保存した画像)」を重視する傾向があります。
そのため週に3つは新しいピンを作成して保存するようにしています。
こちらの記事でアルゴリズムについて詳しく解説しています。

4:複数タイプのピン作成&複数ボードへの保存
この方法はPinterestの初速をアップするための記事でも解説した方法ですが、簡単におさらいします。
1:ブログやサイトのカテゴリー1つに対して複数のボードを作る
関連するキーワードを含んだボードを作ります。ブログのカテゴリーが複数ある場合はそれぞれに関連する切り口で3つほど作ります。
2:流入を増やしたいブログ1記事に対して5つほどのデザインタイプの異なるピンを作成する
リンク先や説明は同じピンを作成。場合に応じて説明に入れるキーワードを変え、パターンを作って実験するのも良いと思います。
3:複数タイプのピンを複数のボードに保存
同じデザインのものを別ボードに保存する場合は予約投稿などを利用し、最低48時間あけて保存します。
デザインパターンの考え方など全ての詳しい方法はこちらの記事で解説しています。

5:Pinterest、ブログ、SNSをつなぐ導線設計
Pinterestからブログへの導線だけでなく他のSNSを使って複数のメディアで運用していきます。(クロスメディア)
まずはすでに運用している各メディアからPinterestにリンクするようにします。(ブログ、サイト、SNS、note、Youtubeなど)
大事なのは、Pinterestを始めたことをわかりやすく明確に伝えること。ひっそりとリンクしていてもなかなか気づかれません。
クロスメディア運営の目的
Pinterestを始めたばかりの時期はアルゴリズムに認識されていないため、クロスメディア運営が必要不可欠です。
新規PVを獲得する導線は以下の通りです。
1:外部メディアからPinterestへ流入を増やす
2:表示回数やリピンされる数が増える
3:アルゴリズムに認識されやすくなる
4:Pinterest内の検索に表示されやすくなる
5:Pinterest内から新規のサイト流入が起こる
実際に各メディアで行なったことをまとめました。
ブログやサイト
・リンクボタンの設置
・ボードやピンの埋め込み
・記事などでPinterestを始めたことを伝える
・保存方法などを知ってもらう
SNS
その他
・noteの記事やプロフィールなどにPinterestのリンクを貼る
・Youtubeの概要やプロフィールにPinterestのリンクを貼る
Pinterest仲間をつくる
Pinterestは協力し合うほどインプレッション(表示回数)を伸ばしやすいプラットフォームです。
リピンやコメント、クリックをし合える仲間がいると、まだ接点のない利用者への表示回数を上げることができます。
とくにTwitterではPinterest関連の企画や始めたことをツイートする人が増えているので、積極的に参加するのがおすすめです。
うむ子
【まとめ】
ブログPVをアップするための重要なことは以下の5点です。
・徹底したリサーチ
・独自性を発揮しやすいポジションを見つけブランディングする
・利用の継続と新しいピンを作る
・複数デザイン×複数ボードで運営する
・クロスメディア運用を行なう
Pinterestの運用だけでなくWebマーケティングの基礎的な要素も多数ありましたが、PVアップに有効ですのでぜひ取り組んでみてください。
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