あわ丸
こんな方に向けた内容です。
この記事で得られることは次の4つあります。
・Webマーケティングのリサーチの基礎がわかる
・ユーザーのことを深く理解できる
・ブログやSNSでの発信力、影響力が上がる
・集客できる仕組みやブランドイメージ(価値)がつくりやすくなる
「やさしいWebマーケティング講座」シリーズまとめ(随時更新)/興味のある方はブックマークにぜひ!

Webマーケティングにおける2つのリサーチとは
今回はコンテンツづくりに欠かせない、2つの具体的なリサーチの方法を紹介します。
Webマーケティングで重要なことは「届ける×共感」を意識することです。
届けるためにはSEO対策としてのキーワードリサーチ、共感を生むコンテンツづくりのためにはユーザーのニーズをリサーチする必要があります。
SEO(サーチエンジン最適化)とは
Googlなどの検索エンジンで上位表示を目指すWebマーケティングの手法です。
特定のキーワードを検索するユーザーに情報を届けることができます。
ユーザーの求めている情報が、どのようなキーワードで検索されているのかなどをリサーチします。
詳しくはこちらの記事で解説しています。

ユーザーのリサーチ(ターゲティング)とは
ニーズを知ることで、ユーザー自身が必要性や関係性を感じやすいコンテンツづくりができます。
直接のヒアリング、SNSやQ&A、アンケート、口コミサイト、書店、市場調査のデータなどで、届けたいユーザー層の興味・関心、悩みや生活習慣などをリサーチします。
うむ子
SEOキーワードをリサーチする方法
SEOの基本的な考え方
SEOは検索で上位表示をねらう手法です。
上位表示のポイントは2つ。
ユーザーにとって有益な情報かどうか
Google(検索エンジン)からのサイト評価が高いかどうか
Googleのサイト評価の基準の一つに「ユーザーの満足度」が含まれるため、この2つのポイントは関連し合っています。
うむ子
ユーザー満足度とは
ユーザー満足度=探している情報
コンテンツの質
専門性
わかりやすさ
情報量(網羅性)
これらの条件を考慮して、検索キーワードをリサーチをしていきます。
初心者のためのキーワードリサーチの基本テクニック
関連キーワードと検索意図を調べる
1:まずGoogleで通常の検索をする。(自分のコンテンツやサービスに関係するキーワード)
2:上位10サイト(検索1ページ目)の内容をチェックする
3:検索意図を分析する
4:関連キーワードを検索する(サジェスト)
詳しく解説します。
1:まずGoogleで通常の検索をする。(自分のコンテンツやサービスに関係するキーワード)
例えば「Webデザイン」「ライティング」など、自分のスキルや仕事に関連するキーワードを検索。
さらに、後ほどターゲティングのパートで解説する、ユーザーの興味やニーズに関連するキーワードなども検索します。
2:上位10サイト(検索1ページ目)の内容をチェックする
検索結果の1ページ目のサイトをチェックしていきます。
表示されるタイトルをざっと見て、ユーザーやサービスにあまり関係のなさそうなものが多い場合は、検索キーワードを変えて検索し直します。
3:検索意図を分析する
検索結果の1ページ目に表示されるサイトの検索意図を分類していきます。
検索意図は大きく分けて4つ。
知りたい、行きたい、やってみたい、買いたい。
検索結果に表示される1ページ目のサイトの内容をチェックして、キーワードがどの検索意図に当てはまるのかを分析します。
うむ子
4:関連キーワードを検索する(サジェスト)
次に関連キーワードを調べます。


うむ子
あわ丸
5:関連キーワードからも検索意図を分析
サジェストの検索ワードから、検索意図を考えます。
「Webデザイン」「依頼」と調べる人は、「価格帯が知りたい」、「依頼する際にわかりやすく伝えるための依頼書の書き方が知りたい」という人が多いことがわかります。
つまり、「買いたい(依頼したい)」と「知りたい(方法を理解したい)」という検索意図があります。
検索意図を理解していくことで、ユーザー満足度の高いコンテンツや情報を提供することができます。
うむ子
検索ボリュームを調べる
キーワードが検索されているボリュームを調べます。個人が狙いやすい検索ボリュームである100〜1000のキーワードがおすすめです。
検索ボリュームに関して詳しくはこちらの記事で解説しています。

続いてはユーザーのリサーチについて解説します。
ユーザーをリサーチする方法
ターゲット層の設定
ユーザーのリサーチに入る前に、大まかなターゲット層を設定しておきます。
届けたい相手、サービスやコンテンツを利用してほしい層をイメージし、ターゲットを分類します。
ターゲットの分類(項目例)
性別、世代、エリア(行動範囲)、ライフスタイル、働きかた、考えかた、収入、興味、性格、行動パターンなど
ペルソナ設定
届けたいターゲット層を定めたら、サービスを使ってほしいユーザーのモデル像を設定します。
架空のユーザーを設定し、細分化されたリアルなニーズをイメージします。(個人的な興味や関心、生活習慣まで細かくイメージする)
初心者のためのユーザーリサーチ基本テクニック
ターゲット層やペルソナのニーズをリサーチしていきます。
主なリサーチ方法(マーケティングリサーチ)
ターゲット層に当てはまる人に直接ヒアリングする
ターゲット層に当てはまる人のSNSや発信をチェックする
アンケート(SNSなどでも可能)
モニターへのアンケート
口コミサイト、Q&Aなどでユーザーのニーズを知る
市場調査のデータをネットで調べる
書店などで売れている本をチェックする
レビューをチェックする
ターゲティングの詳しい方法はブランディングのパートで解説しています

【参考資料】リサーチのコツ
リサーチのコツをまとめました🐱 pic.twitter.com/EvsDUIEr8J
— 猫森うむ子🐱猫型クリエイター (@umuco_digital) September 8, 2021
チェックしておくと、コンテンツづくりの参考になる項目
困りごと、悩み、あこがれ(帰属意識)、興味、やりたいこと、生活習慣、金銭感覚、価値観、潜在的なニーズ、我慢や妥協していること、職場や仕事、人間関係、結婚や恋愛の価値観など
※提供するサービスやコンテンツに関連することを特に重点的にリサーチする。
以上、Webマーケティングのステップ1「調べる」について、基本的なリサーチの方法を2つ解説しました。
リサーチした結果をもとに、ライティングやサイトの設計、コンテンツの企画などを行います。
次回はステップ2、「伝える」について掘り下げたいと思います。

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