あわ丸
難しいことは苦手。ゴリゴリしたビジネスの雰囲気にもちょっと抵抗がある。
だけど、オンライン時代だし「Webマーケティング」について知っておきたい。
そんな方のための、「個人で使える」やさしい Webマーケティング図解シリーズ。
シリーズ記事で得られることは次の通りです。
・Webマーケティングの考え方が身につき、行動したくなる
・ブログの読者やSNSのフォロワーが増える仕組みをつくることができる
・フリーランスでも集客や収益が安定する仕組みをつくることができる
「やさしいWebマーケティング講座」シリーズまとめ(随時更新)/興味のある方はブックマークにぜひ!

Webマーケティング歴10年以上。ブログ運営やオンライン収益化に役立てています。
それでは、はじめていきましょう。
マーケティングとは「売らなくてもいい」仕組みづくり
「マーケティング」という言葉は幅広い意味で使われていますが、基本的には「的確にサービスや商品を届ける」こと。
売り込むのではなく、「欲しくなる」をつくり出すことです。
そのためには商品やサービスの質はもちろんのこと、届けたい相手の「求めているもの」を知る必要があります。
それゆえ、マーケティングではリサーチをたっぷり行います。
「欲しくなる」って何だろう?マーケティングの3つの要素
「欲しくなる」をつくり出すには、「調べる・伝える・検証する」の3つの要素が重要です。
まずは届けたい対象となる層の暮らしや考えていることを、リアルにイメージできるところまで知る必要があります。
相手のニーズを知ることがマーケティングの第一歩。
つぎに、ニーズや興味にマッチする発信やサービスづくりを行います。
さらに発信コンテンツの内容が、対象の層が求めているものにマッチしていたかどうかを、数字で検証します。
マーケティングにおいて「調べる」とは
マーケティングで調べるものは主に以下の3つです。
3つのリサーチ
届けたい相手(ユーザー)について(興味、関心、ニーズ、生活習慣、悩み、欲求など)
同業者、近いジャンルで活躍している人や目立っている会社について
トレンド、ジャンルの時代的な傾向、ユーザー層のトレンド、マーケティングのトレンドについて
うむ子
【参考資料】リサーチのコツ
リサーチのコツをまとめました🐱 pic.twitter.com/EvsDUIEr8J
— 猫森うむ子🐱猫型クリエイター (@umuco_digital) September 8, 2021
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マーケティングにおいて「伝える」とは
マーケティングで伝える手段を「広告」「PR」といいます。
個人が無料〜ローコストではじめられるWebマーケティング
SEO
ブログ(メディア)運営
動画配信
SNS運営
メールマーケティング
SEO | ブログ・メディア運営 | 動画配信 | SNS運営 | メールマーケティング | |
---|---|---|---|---|---|
対象 | 新規ユーザー | 新規ユーザー ファン | 新規ユーザー ファン | 新規ユーザー ファン | ファン リピーター |
目的 | 検索上位表示 新規獲得 収益化 | 新規獲得 興味づけ ブランディング 収益化 | 新規獲得 興味づけ ファンづくり 収益化 | 新規獲得 コミュニケーション | 既存顧客 ファンへの情報提供 |
手法 | キーワード 表示速度 サイト設計 | 記事によるSEO SNSとの連動 | Youtubeでの配信 など | 投稿 シェア、拡散 | メールマガジン ステップメール |
うむ子
マーケティングにおいて「検証する」とは
結果の検証は、マーケティングにおいて不可欠です。
アクセス解析ツールなどを使って、ブログ運営や広告の成果を数字で確認します。
無料でも高機能なアクセス解析ツールが充実しているので、データ分析をして伝え方やコンテンツの改善に役立てます。
Webマーケティングではこの3つの要素を、基本的にWeb上で行います。
具体的な方法は、シリーズ後半で解説したいと思います。
「欲しくなる」を仕組み化する3ステップ
「調べる・伝える・検証する」の3つの要素を使ってマーケティングを行うときに、もうひとつ大事な考え方があります。
それは、あなたのことをはじめて知ったユーザーが
1 「きっかけ」/目にとまる
2 「興味をもつ」/知りたい欲求
3 「自分ごと化」/必要性を感じる
という順で、興味が増していく仕組みをつくることです。
「きっかけ」をつくる
「きっかけ」をつくるポイント
届けたい相手の目に止まるように発信します。
届けたい相手の人物像(ペルソナ)の、興味や関心、悩み、ライフスタイルなどを徹底リサーチ。
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その上で届けたい相手が「気になるコンテンツ(記事、動画、SNSなど)」「惹きつけられる世界観」を継続的に発信します。
うむ子
あわ丸
「興味をもつ」仕組みをつくる
「興味を持つ」仕組みをつくるポイント
初めてつながったユーザーが、さらに興味をもつような仕組みをつくる。
仕組みといってもシンプルで、「きっかけ」から興味をもった情報に関連する、別の情報を提供するだけです。
関連情報は提供の仕方がポイントで、自然に読み進めてしまう、見つづけてしまうなめらかな導線づくりが重要です。
そのためには、ユーザーのリアクションを想像することが大切です。
記事や動画など何らかの情報を見たユーザーが、「もっと知りたい!」と思うのか、「これはどうなの?」と疑問がわくのか、リアクションを想定したつぎのステップを用意する必要があります。
ユーザーのリアクションは、つぎのアクションにつながる大事な要素です。
うむ子
「自分ごと化」する仕組みと質
関連情報を得るためのなめらかな導線づくりの際に、もうひとつ意識しておくべきことがあります。
「自分ごと化」する仕組みをつくるポイント
ユーザーが情報を得るたびに、興味の拡大だけでなく成長していけるように促す。
ここでいう成長とは、知的な変化です。
・知識がふえる
・視野が広がる
・新たな価値観を知る
・考えるきっかけを与える
・自分を知る
・行動を後押しされる
これらの知的な変化が起こると、あなたの情報がユーザーの人生の一部になっていきます。
新たな可能性や行動のきっかけになり、さらにたくさんの情報や価値を得ようとします。
ユーザーの成長に比例して、あなたが提供したいサービスや商品の価値が伝わるようになります。
「欲しくなる」は、知的な変化を起こすなめらかな導線によってつくることができます。
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ネットで仕事を受注したいクリエイターも同じです。
届けたい対象の興味と自分が提供できるスキルや価値を、なめらかに丁寧につないでいく。
そうしできたつながりは、競合のいない独自の市場になっていきます。
うむ子
あわ丸
丁寧に着実に、わかりやすく。そして相手の気持ちになって。
それが、マーケティングの基本となる大事な考えかたです。
次の記事では、Webマーケティングではじめに覚えておくと失敗しない8つのコツを図解しています!

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