あわ丸
そんな方に向けて、実際に私が行なっていた収入安定のテクニックをご紹介。
副業や兼業などにも役立つとても実用的な内容ですので、ポイントだけでも読み進めてみてください!
この記事で得られることは次の通りです。
・収入を安定させるコツ
・ポジション戦略で価値を高める
・ライバルのいないところで仕事をつくる
・単価をアップする具体的なテクニック
収益フェーズで解説していますが、実際はこれまでのノウハウを積み重ねているのでシリーズ全記事もあわせてご覧ください。
こんにちは!猫森うむ子(@umuco_digital )です。
前回の記事では、小さな3つの収入源と、商品やサービスの「売れるステップ」をつくる方法を解説しました。
今回は唯一無二のポジションを見つけて誰とも戦わず、誰とも比較されない市場を生み出す方法、単価を引き上げる方法についてわかりやすく図解します。
独立、副業、兼業に限らず「自分で稼ぐ力」を身につけたい方のお役に立てたら嬉しいです。
「単価」の見直しが鍵
これまでのステップでは着実にクライアントや顧客とつながり、信用と実績を積みあげる方法を解説しました。
ここから月収をさらにアップするには、「単価」としっかり向き合うことが大事になります。
あわ丸
うむ子
単価の考え方
単価を考える際の基本的なポイントは以下の7つです。
・スキルや品質(基本となる機能的価値)
・お客様満足度(クライアントや顧客の納得)
・実績(可視化や数字化された実績)
・独自性とポジション(ピンポイント)
・希少性(競合が少なく替えがきかない)
・ブランド(ブランドイメージ・価値)
・認知と信用(ブランドがもつ影響力)
これらを踏まえ、総合的に考えて単価を決めていきます。
うむ子
単価の考え方の例
相場5000円の案件や商品を一例に考えてみます。
このように思いのほか単価は、抽象的な要素で決まっています。
クライアントや顧客が感じる安心感や、他に替えのきかないコンテンツ(人材、商品、サービス)であるかどうかなど、様々な要素が単価を左右します。
うむ子
競合の少ないポジションを見つけよう!
単価アップに重要な役割をもつポジション選定。
なるべく競合のいないポジションを見つけることで単価だけでなく、希少性もアップしやすくなります。
ポジショニングは軸で考える
なるべく多くの軸を選んで、ポジションを見つけるためのリサーチや分析を行ないます。
軸にあわせて競合の数や規模、自分が提供できるポイントを明確にしていきます。
[say name="うむ子" img="https://umuco.jp/wp-content/uploads/2021/05/左:うむ子.jpg"]あらかじめ考えられる軸を決めておいて、リサーチしながらさらに軸を増やしていくのがおすすめよ!ポジション選定のためのリサーチと自己分析
ポジションを見つけるための流れは次の通りです。
1:環境分析
2:ユーザーリサーチ
3:独自性を明確化
ポジションのための環境分析
ポジションを見つける第一歩は基本的に社会環境、競合、市場の3つの環境分析です。
環境を知る4つのリサーチ分野(PEST分析)
政治的な動き
法改正、規制緩和、政治の動向、補助金などの変化
経済の流れ
景気、所得、物価や消費行動などの変化
社会的要因
人口、価値観、流行、文化、ライフスタイルなどの変化
技術的要因
テクノロジーの開発、ITの活用など
市場のリサーチ
次は自分に関係のあるジャンルや競合についてリサーチしましょう。
市場リサーチのポイント
・市場の規模
・市場の変化の時期(成長拡大している、成熟して細分化している、縮小している)
・市場のニーズ(機能や質などのニーズ、感性やデザインなどのニーズ、共感や体験のニーズ)
競合のリサーチ
競合は次の2点を意識して選びます。
・ユーザーが比較すると思われる競合
・提供する価値が近い隠れた競合
3つの環境分析の詳しい内容(細かい分野やリサーチ項目)はこちらの記事で解説しています。

クライアントや利用者層のリサーチ
クライアントや顧客のニーズを細分化していきます。
基本的な属性、ユーザーへの提供価値、ユーザーから見たブランドの役割の3つを分析。
クライアントや顧客層の詳しいリサーチ方法についてもこちらの記事で解説しています。

独自性の明確化
独自性は「持ち味や価値観」と「提供できるスキルや知識」をそれぞれ複数組み合わせて確立していきます。
独自性の要素となるものを全て書き出し、環境分析の内容、ユーザーのニーズと照らし合わせて活かせるものを組み合わせていきましょう。
独自性の分析の補足内容についてもこちらの記事で解説しています。

「希少性」のつくり方
単価をアップするもう一つの要素「希少性」について考えていきます。
希少性は相対的に変化するもの
希少性は絶対的なものではなく、環境や競合などに左右される相対的なものです。
うむ子
うむ子
穴場の見つけ方のコツ
・専門分野ど真ん中のジャンルを外した市場を調査
・一見、無関係なジャンルの中から解決できていない課題を探す(自分が解決を提案できるもの)
・市場をゼロから創造する
1つ目2つ目は徹底したリサーチで探し出すことができます。3つ目は次のステップで解説します。
市場創造=「戦わない」という戦略
市場創造とは新しいニーズを生み出し、価値を提供すること。
今までなかった市場をつくるため競合がいないだけでなく、先駆者としてブランドをつくりやすいのが特徴です。
市場を創造するときに意識したい3つのポイント。
潜在的なニーズの探し方
・潜在的なニーズは市場ジャンルをずらしてリサーチを重ねる
・人間の普遍的なニーズや欲求からヒントを得る
・時代の変化によって新たに生まれたニーズを探る など
創造的な解決策の見出し方
・大前提や常識を疑う視点をもつ
・視野を広げる、視点を変える、ロングスパンで考える
・いま無いものをつくり出すことによるソリューションを発想
斬新な切り口を見つける方法
・自分が面白味を感じている視点を抽象化してみる
・情報を分解する観点を増やす
・アートやサイエンス、哲学、社会学など様々な教養を高める
ポジションをしっかり可視化する
せっかく競合が少ないポジションを見つけても、それらをクライアントや顧客層に伝えられなければ意味がありません。
ポジション選定ができたら、以下の項目にしっかりと反映させていきましょう。
・ブログ、SNS、サイトなどのプロフィールやコンセプトに反映させる
・案件メニューや商品、サービスなどに反映
・仕事に関わる全てのビジュアルに反映(修正や変更)
・価格改正(改正の明確な理由と納得材料を提示)
この記事が、独立を目指す皆さんのお役に立てたら嬉しいです。