こんにちは!umuco(@umuco_digital )です。
Aeのエフェクトをもっと理解して使いこなしたい!という思いで始めた、エフェクト実験。
前回に引き続き、今回はシミュレーションの中にあるCC Bubblesの可能性を探ってみました。
ブログではより詳しい解説や、実験の手応えなどもレポートしたいと思います。
動画は実際にプロパティを調整した際の変化を直感的に捉えることができるようになっています。
こちらの記事ではプロパティの解説など、(自分なりに)検証結果をまとめています。
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CC Bubblesとは
レイヤーを複数の泡が上昇するエフェクト。(自動でアニメーションが含まれます)
平面レイヤー(orフッテージなど)に
【エフェクト】→【シミュレーション】→【CC Bubbles】の順で適用。
まずは順番にプロパティを操作してみます。
Bubble Amount/泡の量を調整するプロパティ
デフォルトは150ですが、そこから増やしたり減らしたりできます。
Bubble Speed/泡の上昇速度
自動でアニメートされる泡の上昇の速度を変更できます。数値を上げると速く上昇し、マイナス値は下降します。
ちなみに0に設定するとその場で止まるのですが、デフォルト設定の揺れが強調され、その場で横揺れしているようなイメージになります。
Wobble Amplitude/泡の横揺れの幅
泡が左右に揺らぐときの幅を変更できます。
Wobble Frequency/泡の横揺れのスピード
泡が揺れる際の運動幅の波を設定することができます。周波数の設定。

Bubble Size/泡の大きさ
泡のサイズ変更ができます。重なりのイメージで様々な表現ができます。
Reflection Type/泡の反射
泡に映り込む反射を設定できます。
Liquid/泡がある位置のレイヤー画像を反射(液体的)
Metal/レイヤー全体の画を反射(金属的)
Shading Type/陰影のタイプ
泡の陰影を変えて様々な質感を表現できるプロパティ
あくまで個人的な解釈のイメージですので、参考程度にしてください。
None/陰影なし。マットな塗りつぶし。
Lighten/泡の外側が明るくなる。すりガラスのような印象。
Darken/泡の外側が暗くなる。重量感が増し鉄球のような印象。
Fade Inwards/泡の内側が透明。基本的な透明の泡。デフォルトの設定。
Fade Outwards/泡の外側が透明。ぼやけたフォルム。
動画の中では一通りプロパティをいじって、形や動きの変化を検証しています。
次に、いくつかのプロパティを組み合わせて、表現力の可能性をどんどん探ってみました。




CC Bubblesは質感の変化が面白く、元は同じ泡とは思えない変容っぷりで興味深かったです。抽象的なイメージのアニメーションなどに部分的に活かしたいなと思いました。
ぜひ活用してみてください!
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